車人のつぶやき

ポンコツ整備士視点から車を語るブログです。

不正検査云々について

最近よく聞くようになったのが不正検査

まあ車業界だけでなく製造業界にも大きな問題になっていますね。

今回私も業界人ですからそのダメージを受けまくっているところです。

 

日産とスバルでの不正検査が発覚し、スバルが1980年頃から不正があったことを報告したのがつい昨日の話です。

 

正直な話なのですが、現場にいる人間からすればいい迷惑でしかありません。

皆少ない給料で必死に働いているところにこれですからねえ

リコールの負担をディーラーが受けているにも関わらず現場へのリターンがないのが現状です。

残業時間は元々人員不足の為多かったのですが、ここにきて残業時間にうるさくなってきている状況でこの始末ですから必然とサービス残業は増えてきています。

 

まあ愚痴を言っても仕方のない話なのですが、許してください。

私も月々11万の手取りで頑張っているのです。一応正規ディーラー勤務なんですけどね

ツイッターなどで色々な人が給料明細を公開していますが、軒並みディーラーでも整備士は給料が安いです。

利点もそう多くはありません。自分でできるとはいえ他の会社に勤めてその分給料が増えれば自分でやる必要もありませんから。

 

しかし現場の人間だからこそメーカーの工場がそう言った不正行為をしていることを色々言えないのです。何故なら気持ちが分かってしまうからです。

その方が効率が良かったのでしょうね。

肉体的にも精神的にも辛い3Kの職場だからこそ、その気持ちがよくわかります。

とは言えやっていけない事はいけなかったのですから、信頼回復に共に努力しなければなりませんね。

まあ給料に見合っていない事は重々承知なのですが、それでも車が直って喜ぶお客がいる限りは頑張りますよ多少はね

たまに面倒なお客もいますが、気持ちもわかります。高い金を払ってますからね

でも我々が貴方方が車検一回分払うお金より給料が低いということも考えて欲しいのです。

今回は色んな人に同情します。巻き込まれた人が非常に多い問題ですからね

メーカーはどう責任取るんでしょうかね?これでまた整備士がいなくなっていくんです。

ただでさえ少ないメカがこれ以上減れば車を売っても顧客を維持できなくなります。

そうなれば売っただけのお店になります。信頼なんてありません。

上の人間が見る事はないでしょうが、この広いネットの海に藻屑のようにこう言った愚痴を流す事で誰かの目につきますように

 

こういった愚痴は今回だけにしておきます。

最後に、車は悪くありません。

車には何の責任もないんです。その車は貴方の愛車なんです。

それを忘れないでくださいね

 

新型sti sportsってどうなの?

先日試乗をする機会があったのでお伝えしようかなと思います。

 

前までのsti sportsにも試乗はしているのですが、レヴォーグそのままと比べて乗り味がだいぶ変わっています。

 

通常のレヴォーグの走りはきちっとしてはいるのですが、乗っていて少し固さのようなものを感じました。

具体的には跳ねるような感覚ですかね

 

これは2.0が特に顕著で高い馬力とトルクを受け止めるのに見合った足回りだとも言えます。

 

しかし街乗りには固すぎる。

 

シートも上級グレードの革タイプだと少し固くて長時間乗っていると尻が痛くなることもしばしば...

 

sti sportsですがこの固さがだいぶ良くなっています。

柔らかいというわけではなく固さをよくいなしていると思います。

 

これまではecuマッピングのせいなのか加速するときの少しドッカンターボのような感じもよくなりました。

 

メーターなどはもちろん内装の雰囲気がstiらしいのもいいと思います。

 

しかし内装の異音が消しきれていません。

 

スバルは元々作る側に異音を完全に消そうという気を感じません。

 

レヴォーグあたりからグローグボックスなどにも不織布を張るようになりましたが

それでも異音に関しては良くなりません

 

私はフォレスターに乗って2年近くになりますが、やはり異音は非常に多いです。

もちろん自分で多少気になるものは消していますが、音響やら車高短にしているのでその異音もありますしで自分では気にしていませんが特に音楽などをかけない方は気になるかもしれません

 

風切り音も多少ありました

 

しかしアイサイトとステアリングの中央に寄せるあの機能の出来は素晴らしいの一言です。

日産のなんちゃって自動運転とは訳が違います。

低速からでもアイサイトの追従運転によりアクセル操作無しでも走れますし、ステアリングは常に中央による、または前の車に合わせるのでハンドルは基本的に曲がるときに使うくらいです。

 

ルームミラーのカメラ機能はものを乗せるとき限定にした方がいいかと思います。

画質も余り良くありませんがそれ以上にラグを感じました。

 

運転という状況は刻一刻と状況が変化するので1秒どころか0、1秒が命に関わります

 

カメラの誤差はおそらくだいぶ少ないとは思いますが、運転していると遅さを感じて途中からサイドミラーで運転していました。

 

とりあえずの私の感じた内容は以上です。

 

何か気になることがあればコメントでどうぞ

できる限りはお返しします。

ホイールアライメントってなんだろう

皆さんはホイールアライメントって聞いたことあるでしょうか?

 

少し詳しい方なら意味は知らなくとも聞いたことはあるかもしれません。

 

アライメントとはそれすなわちタイヤの向きです。

 

タイヤは実は正確に真っ直ぐに前を向いているのではなく、ある程度の角度をつけてあります。

 

もちろん肉眼では分かりませんが...

 

角度は車によって異なりますが、それにより直進の安定性やコーナーでの踏ん張りを調整することができるのです。

 

曲がり角を曲がった後にステアリングが勝手に真っ直ぐに戻ると思うのですが、これもアライメントによる復元力というものが影響しています。

 

このアライメントは経年劣化で足回りのゴムブッシュのヘタリやボディの歪みなどでも少しづづずれていくものですので、スパンは短くなくてもいいですから定期的な調整に出しましょう。

 

お店によりアライメント調整のできる限界があるので基本的には4輪アライメントという機械のあるお店がいいかと思います。

 

細かいアライメントの用語もあるのですが覚えても一般の方は余り使わないかと思いますので割愛します。

 

気になる方は、キャンバー、キャスター、キングピン傾角、トーイン、トーアウトなんでワードを検索してみると良いでしょう。基本的な用語の一例です。

 

では今回はこの辺で筆を置くとします。

車の空気圧を調整すると燃費が上がるって本当?

ということで今回は車のタイヤの空気圧について語っていこうと思います。

 

最近の車はどの車も純正の適正空気圧が高めになっています。

 

これは何にも増して世論が燃費を求めていることとイコールであると言えるでしょう。

 

まず結論から先に言うとすれば、空気圧を調整すると燃費が上がります。

 

しかし、燃費が上がると同時にデメリットも発生しているのです。

 

まずタイヤの空気圧というのは純正の時点で燃費と乗り心地のバランスをとって設定されています。

 

空気圧を上げることでタイヤの接地面積が少なくなる為燃費が良くなります。

 

しかし、ここで問題となるのは車の重量は同じなのに接地面積が少なくなるとどうなるかということです。

 

タイヤは偏摩耗を起こしやすくなるということです。

 

タイヤの偏摩耗には種類がありますが、その一つです。

 

一つ一つに名前はありますが覚えてもなんの特もないので書きません。

 

それはともかくとして、タイヤが偏摩耗するということは通常のタイヤの減り方より摩耗しやすい状態であるということです。

 

タイヤも消耗品ですから限界はありますし、保安基準上1.6mmの溝の深さが必要とされています。

 

燃費は良くなったけどタイヤが普通よりも減ってしまい結局損をするという場合もあるのです。

 

乗り方もありますが、基本的には空気圧は純正の空気圧がオススメです。

 

乗り心地も良く、運動性能もそれなりにあるので危険な状況になっても車両の動きに違和感が出づらいのです。

 

補足の話として空気圧が低い時の話もしますと、低い場合は接地面積が増えますので燃費は悪くなります。

 

しかし接地面積が増えることでタイヤのグリップが増えるのでコーナーリングフォースが発生しやすく運動性能が上がります。

 

専門用語で分かりづらいという方に説明するならば、タイヤが地面により多くくっつくのでタイヤが地面を蹴りやすくなり、路面に力を伝えやすくなるということです。

 

もちろん落としすぎても性能は落ちるのでそこはプロの方に聞いてみるといいでしょう。

 

私は通勤時峠を通るので、空気圧は落としてグリップを増やしています。

 

もちろん偏摩耗は空気圧が低くても起きますし、どちらがいいというわけではありません

 

一番いいのは純正空気圧なのです。

 

何か質問があればコメントでどうぞ

 

今回はここまでで筆をおきますね。

どうも、初めまして

皆さんどうも初めまして

 

ディーラーで薄給整備士しとります。

 

六連星で有名なところですね

 

コアなファンが多いメーカーですが、整備する側もコアな知識が必要です。

 

でも乗る人はそんなことは気にしなくてもいいんです。

 

車は乗ることが大事です。

 

確かに車を見て楽しむ方もいるでしょうしハイドロ積んでぴょんぴょんさせるのも楽しみの一つかもしれません

 

でも私としては乗ることの楽しみを推したいです。

 

車は人や物を乗せて人間の足や自転車では時間のかかるところへ自由に移動できる便利な道具です。

 

まずは乗ることの楽しみが必ずあると思います。

 

全ての車が乗っていて楽しいわけではありませんが、、、

 

乗って楽しい車にもデメリットはあります。

 

いろんな車があります。

 

そして我々はその中からお気に入りの一台に乗ってドライブでも用事に移動するにも車を使うわけです。

 

そんな車について語って行くブログですので宜しくお願いします。

 

ブログに慣れていないので文章ばかりですが多少皆さんに有用な情報を提供できればと思います。

 

では、そろそろ明日も仕事なので筆を置きたいと思います。

 

明日からの土日も安全運転で

 

おやすみなさい